KIDSとは (NPO KIDS)

KIDSの誕生


 「首都圏に在住する社会人による、様々なハンディキャップをもつ子どもたちに対するボランティア活動をするグループ」KIDS(キッズ)は、1991年、福祉先進国アメリカから訪日していたリード・メジャーズ氏が、神奈川県厚木市にある(成人)障害者入所更生施設(当時:精神薄弱者授産施設)の運動会に、在日外国人7名とともにボランティアとして参加したことに端を発しています。初めて日本の施設を訪問したリードは「障害を持った日本の子どもたちは、あまりにも社会に対して閉ざされている」と感じ、「障害のある子どもたちをなんとかして社会に連れ出したい」と強く願いました。

 その思いは、その日のうちに「そうだ、みんなでディズニーランドにいこう!」というプランとなり、そのアイデアに賛同した有志によりグループが結成されたのです。そのグループは、「今は何もわからないけれど、やってみればきっとできるよ。そして何かがきっとわかるはずだよ」というスタッフ全員の気持ちを表すことば、「Knowing Is Doing Something」の頭文字をとり、KIDSと名づけられました。

 1992年2月、日本人4名を含む多国籍メンバー21名により、第1回KIDSディズニーランド・プロジェクトの準備が開始されました。全くゼロからの出発であり、準備期間は2ヶ月余りしかなかったものの、この年の5月14日、114名の子どもたちと111名のボランティアを招き、プロジェクトを成功に導くことができました。

 200名規模のイベントを、短期間でしかも外国人が中心となった小人数で実行する。常識的には不可能と思われる企画を実現できたのは、「ここが難しい、だからできない」と考えるよりも「どうやったら、できるようになるか」を考えることに常に重きを置いたためです。KIDSは、その理念である「やってみれば、わかる」を具現化するグループとしてスタートを切り、今日に至っています。