International Project 2006 

はじめに

ディレクター 河口 恵津子 (サブディレクター:久保 勝博)
開催日
(予定)
2006年9月〜2007年2月
渡航 2006年12月22日(金)〜12月31日(日)(予定)
開催場所(予定) アメリカ フロリダ州オーランド Give Kids The World
参加者数(予定)
高校生 8名
スタッフボランティア 15名程度(同行6名/国内サポート)
主な活動内容
  • 米国オーランドにある難病児短期滞在施設「Give Kids The World(以下GKTW)」におけるボランティア活動(給仕サービス、ハウス・キーピング、日本文化の展示・発表など)
  • ディズニー・ワールド、ユニバーサル・スタジオ、企業・一般家庭訪問など
目的
  • GKTWを訪れる難病の子どもたちやその家族と接することで、子どもたちに少しでも喜びと生きる力を感じてもらえるよう奉仕するとともに、高校生たちには生命の価値、自分たちが生きていることの意味、思いやりの心を考えさせて実感させる
  • 「やればできる」経験を通じ、将来の自立へとつながる自信を身につけさせる
  • プロジェクト活動全体での、高校生同士、また高校生とスタッフの間でのコミュニケーションを通じて、お互いの信頼を得ることの難しさと大切さ、またその価値を学ばせる
  • 新しいことにチャレンジする楽しさや喜びを経験する
  • 将来の夢や目標を考えるきっかけを与える
  • プロジェクト終了時点での英会話力の向上
  • 日本文化を再認識させるとともに、米国文化を体験させる
  • 高校生たちだけでなく、プロジェクトに関わった全ての人にとって、生きがいや助け合う心への共感を得られる場とする
  • 児童養護施設・母子生活支援施設職員の方へ米国福祉視察機会を提供する
目的達成のためのチャレンジ
  • 難病を抱えた子どもたちとその家族に対して、何をすべきか、また何ができるかの熟考
  • GKTWを訪問することの意味、目的に関する事前の充分な議論の実施
  • チームワークを重んじ、各自の責任を果たすことによって信頼関係を築くこと
  • 信頼関係の醸成のため、高校生たち自身に議論させ、意思決定させるプロセス
  • 3ヶ月以上にわたり毎週末行われる英語トレーニングへの参加と英会話力習得
  • GKTWにおける日本文化紹介企画の事前検討と準備
  • 昨年度参加者の高校生との交流、横須賀米軍基地訪問等
  • 活動そのものを楽しみながら行うこと(Have fun!)
プロジェクト評価のための尺度及び手段
  • Give Kids The Worldボランティア・コーディネーターに対してレビューを依頼し、ボランティア貢献度を評価
  • 帰国後のプロジェクト報告会における英語スピーチ
  • 事前準備活動への参加率
  • 参加者感想文およびレビュー
  • 施設職員の方々からのアンケート
活動の背景

 今年度のインターナショナル・プロジェクトでは、過去5年と同様に、児童福祉施設に在籍する高校生を対象として、3ヶ月間強の準備活動期間を経た後、米国・フロリダ州オーランドの難病児短期滞在施設であるGKTWを訪問し、そこを訪れる子どもたちへの奉仕活動を行います。過去のプロジェクトにおいて得られた経験や知識、および反省点を十分に活かし、高校生の自立支援およびGKTWでの奉仕活動の両面において、更に充実したプロジェクトとすることを目指します。

 児童福祉施設で暮らす高校生にとって、海外へ渡航し様々な経験をする機会を得ることは困難です。本プロジェクトにおいては、そういった環境にありながらも意欲のある高校生に対し「挑戦する機会」を与えることができます。

 高校生たちにとっては、自分の意思でこのプロジェクトへ応募し参加することで、新しい世界へ踏み込むための「勇気」を身に付けることができ、それは、将来の自立へもつながるものです。また、渡航準備のための英会話トレーニングや現地での奉仕活動への準備における他の高校生たちやスタッフとの議論・共同作業を通じ、「仲間と信頼関係を築くことの難しさと重要さ、そしてその楽しさ」を学ぶことができます。そうして得られた信頼関係と仲間そのものも、彼らにとって得難い財産となることでしょう。

 加えて、GKTWでの奉仕活動を通じ他国のボランティア精神、ひいては文化に接することにより、視野を広げることができると共に、今まで気づかなかった「自分自身のさらなる可能性を発見」することができ、それは将来の夢や目標を見つける一助となるものと考えます。

 何よりも、本プロジェクトを最後までやり遂げることにより、「自分もやればできる」という経験と実感、そして自信を得ることができます。それこそが彼らの将来の自立にとって最も必要かつ重要なものであると信じます。

 また、今回も、GE社の社員の方々とのコラボレーションを進められないかについても検討し、可能であれば企画を立てて実施させていただきたいと考えています。例えば、GKTWを訪れる子どもたちと同世代のお子様がいらっしゃる社員の方々のご自宅を訪問し、実際に日常英会話の体験をしたりGKTWで行う日本文化紹介企画の事前披露をさせていただくといった機会が持てないかと考えております。この点については、別途協議させていただきたいと思います。

参加者について

 プロジェクト参加対象者は、都心から1時間半程度で各週末にKIDSオフィス(代々木)まで通える児童福祉施設等に在籍する高校生とし、9月〜12月の毎週末に行う渡航準備活動に80%以上参加することを、渡航のための条件とします。また、渡米時までに基本的な英会話力を身につけられる程度の英語力があることも条件とします。

KIDSの活動における位置づけ  本プロジェクトは、3ヵ月以上にわたる準備活動および慣れない海外生活を体験することにより子ども達の社会性・積極性・自立精神を促す高校生向けのエデュケーションプロジェクトであります。